UAP nanoHD をUniFi Network Applicationに接続した
はじめに
Ubiquitiの UAP nanoHDを知人から譲ってもらった。それはいいが、この無線AP、Unifi Network Applicationに接続するか、もしくは同社のルーター的なものを使っていないと簡易な設定しかできない。 (とはいえ、その簡易設定でウチでは十分なんだが…)
ちょっとそのままでは悔しいので、接続を試みたログである。
Unifi Network Applicationの準備
dockerコンテナがあるのでそれを使えば簡単。手元の環境では、docker composeを使用した。
別に起動自体は簡単。起動後、WebUIは 8443番ポートで起動している。ログインとかアカウントの作成とかは省略。
Web UIにアクセスしたら、左側メニューの System > Advanced > inform Host のoverrideにチェックを入れ、その下のテキストボックスに、LAN内からアクセス可能なIPアドレスかホスト名を書いておく。(そして忘れず Apply Change)
docker compose down してから up で再起動してこちらは準備完了
1 | version: "3" |
APを Unifi Network Applicationに接続する
まず、工場出荷状態に戻す。これは必須。Standaloneモードでセットアップされたあとでは、Applicationへの接続寸前まで行くが接続できない。
工場出荷状態でとりあえず、LANに接続してDHCPからIPアドレスが取得されるまで待つ。
IPアドレスが取得されたら、そのIPアドレスに対してSSHで接続する。
ユーザー名は ubnt パスワードも ubnt で接続できる。
※ コマンド例 ssh ubnt@192.168.1.123
接続後、 set-inform http://192.168.1.234:8080/inform のようなコマンドを入力する。
IPアドレスは、Unifi Network Applicationが動いているホストのIPアドレス。
このコマンドを入力したあと、Unifi Network Applicationを開いてみると、通知が来ていて Adoption待ちのデバイスがある。とお知らせしてくれるのでそこから承認すればOK。
なお、工場出荷状態にしていない場合、ここでお知らせがでない。スマホのアプリで見ると、Pending Adoption というステータスにはなるが、どうやっても接続できなかった。
接続されると…
端末ごとの帯域使用量だとか、色々と見れて大変楽しい。
別段課金が発生するわけではないのでオススメ。