zabbixでmastodonの監視をしてみた
環境
- Ubuntu 18.04
- mastodon 2.4.3
- redis-cli 4
やったこと
https://github.com/ken-washikita/zbx-templates-mstdn
このセットをつかっただけ。
ハマりポイント
redis-latency スクリプトが正常な値を返さなくて、値が取得できなかった。
対策
redis-latency.sh を以下のように書き換えた。
1 | `#!/bin/bash |
原因
ターミナルから、 redis-cli --latency を実行すると出力は以下のようになる。
1 | `min: 0, max: 1, avg: 0.25 (165 samples) |
しかし、出力をリダイレクトすると、値のみが出力されるように変更された模様。
1 | $ redis-cli --latency > file |
なお、元のスクリプトが max を取得していたので、変更したスクリプトもそれに習っている
蛇足
cron の設定
コマンドが標準エラー出力になにか吐いているのがいるので、それは捨てるかなにかしないと、メールがえらい数とんできて大変なことになります。(なりました)
redis のバージョン
Mastodon Production Guide に従った場合、redis はディストリビューションの標準バージョンが入るのですが、Ubuntu 16.04LTS の場合は 3.x で、この場合は元のスクリプトそのままで動きます。
postgres の監視は?
個人的には mamonsu がおすすめです。ただし、postgres はユーザー名/パスワードで認証するために、pg_hba.conf の修正が必要なのでそれを忘れると動きません。ハマるので注意!